画像生成AIや動画生成AIを使っていると、パソコン内に画像がどんどん増えていきますよね。
画像が増えると管理が難しくなり、欲しい画像が見つかりにくくなったりすることがあります。
こんな問題を解決してくれるアプリが「Eagle(イーグル)」です。
この記事では「Eagle」の使い方や、画像・動画生成AIユーザーにとってのメリットを解説します。
デザイナー・クリエイターから人気のEagleですが、画像・動画生成AIユーザーにとってもたくさんのメリットがあるアプリです。
Eagleがあれば画像だけでなく、音声や動画も保存可能。
有料アプリですが30日間利用できますので、ぜひ記事を参考にしてEagleを試してください!
Eagleは画像・動画など様々なデータを管理できるアプリ
はじめにEagleがどんなアプリなのか、全般的に解説します。
画像を含め約100種類のデータを1箇所で管理・保存できる
Eagleは画像管理アプリとして有名ですが、保存・管理できるのは画像データだけではありません。
動画・音声・フォント・PDFなど、合計で100種類ほどのデータを1つのアプリに保存できます。
OSによって異なりますが、2025年5月の段階では
- macOS:108種類
- Windows:99種類
このように、多くのデータ形式に対応しています(参考:Eagle公式ドキュメント)。
加えて、EagleはデータだけでなくURLも保存できます。
なのでブックマーク的な使い方も可能です。
私は画像生成AIや動画生成AIのノウハウなどはブラウザではなくEagleに保存しており、個人的にはかなり重宝しています。
Mac・WindowsなどPCのみに対応
Eagleが対応しているのはMac・Windowsのみ。
つまり対応してるのはPCのみです。
- スマホ(iPhone・Android)
- タブレット(iPad等)
には非対応ですので注意してください。
日本語対応はほぼ完璧
Eagleは台湾企業のogdesign.incが運営するアプリです。
外国企業が運営していますが、日本語対応はほぼ完璧。
使っていて違和感を感じたことはありません。
日本で使うと自動的に日本語表記になっていますが、もし英語や他の言語で使いたい場合は以下の流れで変更してください。
- 左上の「Eagle」をクリックし、「設定」をクリック
- 言語設定で項目の中から言語を選ぶ

料金はサブスクではなく約35ドルの買い切り型
Eagleの料金を紹介します。
Eagleはサブスク型ではなく買い切り型のアプリです。
ライセンス1つあたりの料金は34.95ドル。
為替で変動しますが、日本円で大体5,000円くらいですね。
ライセンスを1つ購入すれば最大2台のPCで使えます。
有料なので購入を迷う人が多いと思いますが、Eagleは30日間無料で利用できます。
個人的にかなり頼っているアプリで、画像生成AIや動画生成AIユーザーの生産性を大きく向上させるものだと感じています。
この機会にぜひ無料体験してください。
Eagleの無料体験はこちらから可能です。
ちなみに、Eagleにはクーポンコードがあり、クーポンを使えば定価よりも安い価格で購入できます。
Eagleのクーポンコード入手方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、出費を減らしたい方はぜひチェックしてください。
Eagle基本情報 | |
---|---|
正式名称 | Eagle(イーグル) |
運営会社 | ogdesign.inc |
企業所在地 | 台湾 |
日本語対応 | あり |
購入料金 | 34.95ドル(30日間無料体験可能) |
対応してるOS・端末 | Mac・Windows |
決済方法 | Paypal |
公式URL | https://jp.eagle.cool/ |
画像・動画生成AIユーザーがEagleを使うメリット
この記事の冒頭でもお伝えしてますが、Eagleは
- 画像生成AI
- 動画生成AI
などを使っている人にとてもおすすめできるアプリです。
ここからは、画像・動画生成AIユーザーがEagleを使うメリットを紹介します!
Xなどネットで見つけた画像を簡単に保存できる
画像生成AIを使うようになると、他のユーザーが生成した画像を見て
「似たような画像を作ってみたい!」
「参考画像として保管しておきたい」
こんな風に思うことがよくあると思います。
そんなとき、もしEagleを使ってたらドラッグ&ドロップですぐ画像を保存できます。
Eagleで管理すれば画像がパソコン内で行方不明になることはありません。
画像を保存するとき、画像と同時にURLも保存されます。
なので
「このクリエイターの作品をもっと見たいな」
「この画像はどこで見つけたんだっけ」
こんな時、URLもすぐ見つける事ができます。
画像にプロンプトやタグを追記して保存できる
画像生成AIの肝はプロンプトです。
Eagleを使えば、画像にプロンプトを追記して保管できます。
私の場合は保存した画像の「メモ」の部分にプロンプトを保存しています。
画像にタグを付けることも可能です。
私の場合は、タグにはその画像がどの画像生成AIで生成したかを記載しています(MidjourneyとかImageFXとか)。
メモとタグの場所は下の画像を参考にしてください。

検索・分類機能が豊富!欲しいデータがすぐ見つかる
画像生成AIを使ってると
「あの画像はどこだっけ?」
っていう瞬間が多々あると思います。
たくさん画像を生成すると、どんどん目当ての画像に辿り着きにくくなるのです。
もしEagleを使っていたら、検索機能がこの悩みを解決してくれます!
Eagleの検索機能を使えば
- 画像の色
- 追加した日時
- メモ
- タグ
などで検索可能。
例として、もし車の画像を探しているなら
- car
- mobility
などのキーワードで検索したら引っかかるはずです(プロンプトも登録していた場合)。
このように、検索機能を活用すれば画像を探す時間を大きく減らせます。
複数のサービスで生成した画像を1箇所で管理できる
画像生成AIを使っている人の中で、1つのサービスしか使っていない人は少ないと思います。 私個人で言うと
- Midjourney
- ChatGPT
- ImageFX
- Reve
などで画像生成する事が多いです。
新しいサービスが出たら一度はさわってみることにしてるので、生成する画像は増える一方。
私みたいな人でもEagleがあれば画像を1箇所で管理できます。
画像を1箇所で管理すると
- 画像を探すためにサービスにログインする手間が省ける
- 画像やプロンプトを比較しやすい
などのメリットがあります。
画像を参照して動画生成する時はドラッグ&ドロップでOK
動画生成AIを使っているとき、欠かせない機能が「i2v(画像から動画生成)」。
i2vで動画を生成するとき、Eagleがあればドラッグ&ドロップで画像を参照できます。
下の動画は動画生成AI「Dreamina」で参照する画像をEagleからドラッグ&ドロップしてるものです。
このように、Eagleがあれば簡単に画像を参照できます。
サブスク型ではなく買い切り型なのもEagleの魅力
画像生成AIや動画生成AIの料金はだいたいサブスク型です。
毎月の支払い金額に悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
この点、Eagleはサブスク型ではなく買い切り型なので一度購入したらずっと使えるので気が楽です。
もちろんバージョンアップにも完全対応。
一度購入したら永久に最新版のEagleを使い続けることができます。
【重要】インストールから30日間は無料で使える
個人的に一番嬉しかったのが30日の無料体験。
そこまで高くないとはいえ、5,000円が無駄になったら嫌ですからね。
30日とはいえ無料でEagleの全機能を体験できるのはとても嬉しかったです。
じっさいに使ってみて使用感が良かったので、私は購入することにしました。
ですが、今この記事を読んで下さってる方に伝えたいことがあります。
「できるだけ安い値段でEagleを書いましょう!」
なぜなら、Eagleは
- Eagleを使っているユーザーからクーポンコードをもらう
- レビュー記事を書いて運営から割引クーポンをもらう
- ブラックフライデーセールで料金30%オフ
など、定価よりも安く買う方法がたくさんあるからです。
私は定価で購入後にこのような仕組みを知ったので、ちょっと損した気分です・・・。
Eagleを安く買う方法は以下の記事でまとめてあります。
ぜひ参考にしてください。
画像管理アプリ「Eagle」を定価より安く購入する方法を解説
Eagleのデメリットを紹介
Eagleはとても便利ですが完璧な画像管理アプリではありません。
デメリットもあるので、ここで紹介します。
拡張機能のインストール必須!そしてBraveには非対応
Eagleを快適に使うには拡張機能が必須です。
でも、拡張機能を入れるとブラウザが重くなるなどのデメリットがあります。
拡張機能は以下のブラウザに対応しています。
- Chrome
- Safari
- Firefox
- Edge
私はChromeとBraveの2つのブラウザを使っているのですが、EagleはBrave向け拡張機能がありません。
なので、Braveだけを使っている人にはEagleは不向きです。
【Stable Diffusion以外】プロンプト保存は毎回コピペが必要
Eagleでは画像のプロンプトは毎回コピペしないと保存できません。
他のユーザーの体験談を読むと、以前は画像と一緒にプロンプトも保存できたようですが、今は出来なくなっています。
私が確認したところ
- Midjourney
- ImageFX
- Reve
などでは毎回プロンプトのコピペが必要でした。
コピペの手間を減らしたいと思い、海外産の「Midjourney Prompt For Eagle」というChrome拡張機能を使ってみてもダメでした。
私の使い方に問題があるのかもしれませんが・・・。
例外として、画像生成AIの「Stable Diffusion」では画像とプロンプトを一緒に保存できるようです。
ただし「Eagle Pnginfo」という拡張機能を使う必要があります。
Stable Diffusionを使っている方はEagle Pnginfoを活用してください。
保存先をPCにするとデータが容量を圧迫する
Eagleはインストール先のPCにデータを保存するタイプのサービスです。
よって、Eagleに保存するデータが増えれば増えるほどPCの容量を圧迫します。
特に動画を保存するとデータは飛躍的に増えていきます。
この問題の対策としては
- Dropbox
- Google Drive
- iCloud
など、クラウドストレージを活用する方法があります。
他のサイトですがEagleとクラウドストレージとの連携はこちらの記事で詳しく解説されています。
ぜひ参考にしてください。
XやYouTubeに投稿された動画の保存は少し面倒
Eagleは画像だけでなく動画も保存できます。
RunwayやLumaなどの動画生成AIで生成した動画も、動画にマウスを合わせて「Eagleに保存」で簡単に保存できます。
けれど、XやYouTubeに投稿された動画の保存は少し面倒です。
XやYouTubeの動画をダウンロードするにはtwidropperのような動画ダウンロードツールを使う必要があります。
そして、一回デスクトップに落としてからEagleにアップしなくてはなりません。
なので、XやYouTubeの動画をダウンロードしてどんどん保管していきたい人にEagleはあまり向きません。
【無料で30日間利用可能】Eagleをインストールする方法
次はEagleをインストールする方法を解説します。
といっても、ぜんぜん難しくありません。
以下の流れでインストールするだけです。
- Eagle公式サイトにアクセス
- お持ちのパソコンのOSに合わせてEagleをダウンロード・インストール
- Eagleを起動してライブラリ名と保存先を指定する
- 30日間無料で使う
私はMacでEagleを使っており、MacでEagleをインストールする方法はこちらの記事で解説しています。
インストールが不安な方はリンク先記事を読みながら作業してください。

Eagleの使い方!画像を保存・管理する方法
ここからはEagleの使い方を具体的に解説します!
ただ、ここで紹介する方法は私の個人的な使い方でもあります。
網羅的な使い方はEagleの公式ドキュメントを参考にするのがおすすめです。
管理したいデータ形式ごとにライブラリを作成しておく
Eagleでは複数のライブラリ(データの置き場所)を作成できます。
管理したいデータ形式ごとでライブラリを分けておくと、画面が切り替わり管理しやすいのでおすすめです。
ちなみには、私のライブラリは以下の構成です。
- 画像
- 動画
- 音声
- ブックマーク・PDF
ライブラリは以下の箇所で新規作成・切り替えができます。

画像を保存する方法
Eagleの拡張機能をインストールしていることを前提に、画像を保存する方法を解説します。
Eagleで画像を保存するは以下の2つが基本です。
- 保存したい画像の上で右クリックし「Eagleで保存」
- 保存したい画像をEagleにドラッグ&ドロップ
下の画像は画像生成AI「ImageFX」で生成した画像を保存してる画面です。

画像生成AIで作った画像を保存するときは、以下のようにプロンプトやタグを付けておくと後で管理が楽になるのでおすすめです。

PDFを保存する方法
個人的にはEagleはPDFの保存先&リーダーとしても重宝してます。
けれど、理由は分かりませんが
- ブラウザでPDFを開き「Eagleに保存」
- 拡張機能を開き「リンクを保存」
などをしても、PDFをEagleに保存できません。
対策として、私は一度PDFをデスクトップに落としてからEagleにドラッグ&ドロップしています。
すこし面倒ですがPDFの管理・閲覧がとても楽になるので、ぜひ試してみてください!
サイトをブックマークする方法
私はあとで読みたいサイトをブックマークするのにもEagleを使っています。
ブックマークの方法は
- Eagle拡張機能をクリック
- 「リンクを保存」をクリック
これだけです。
もちろん、ブックマークしたサイトはEagle上で閲覧できます。

ライブラリ・フォルダ・タグで分類する方法
Eagleは取り込んだデータをわかりやすく分類するのがコツです。
具体的には
- ライブラリ
- フォルダ
- タグ
などを活用して分類しましょう。
ライブラリで分類する方法はこちらですでに紹介しているので、ここではフォルダとタグの使い方を解説します。
フォルダはカテゴリごとに分類するのに使うと便利な機能です。
私の場合は
- 男性
- 女性
- アニメキャラ
- 風景
- 建物
- サムネイル
- 広告
こんな風にフォルダを作り画像を分類しています。
取り込んだ画像はフォルダにドラッグ&ドロップすると指定のフォルダに入れられます。
もちろん、複数のデータを選択してまとめてフォルダに入れることも可能。
タグはフォルダと似ていますが、フォルダとは異なる分類でまとめておきたい時に使っています。
私の場合、タグを使うときは生成AIの名称を付けています。
- Midjourney
- ImageFX
などですね。
タグもフォルダと同じく複数のデータをまとめてタグ付けが可能です。
データを検索する方法
検索方法が多彩なのもEagleの特徴です。
検索時に利用して欲しいのはフィルター機能です。
フィルター機能を使えば
- 画像の色
- タグ
- フォルダ
- 形(アスペクト比)
- 評価(ユーザーが付けたレート)
- タイプ(拡張子)
などでデータを検索可能です。
フィルター機能を使うときは下の画像を参考にしてください。
①のフィルターボタンをクリックすると、②の選択肢が表示される仕組みです。

もしプロンプトで検索するときはフィルター機能ではなく検索窓を使いましょう!
他だと画像のリンク元で検索するときに検索窓が便利です。
Eagleプラグインで機能拡張も可能
Eagleにはプラグインがあり、インストールすることで機能を拡張できます。

しかし、正直なところ、私はお試し程度でしか使った経験がありません
プラグインに興味がある方は詳細に渡って解説しているサイトがあったので、以下のリンク先サイトをチェックしてください。
Eagleのプラグインの使い方とおすすめ9選を紹介
まずはEagleを30日間無料で使ってみるのがおすすめ
この記事ではEagleの使い方を中心に解説しました。
記事を読み、もしEagleに興味を持ったらEagle公式サイトからアプリをダウンロードし、30日間無料で利用してください。
そして実際に使ってみて購入するかどうかを判断してください。
もちろん、30日経っても自動的に課金されることはありません。
記事内でも説明しましたが、Eagleは定価よりも安く購入できます。
30日間無料で使ってみて購入を決意した場合、定価でなくクーポン等を利用して安く買いましょう。
クーポンを探すときや購入時はぜひ以下の記事を参考にしてください。
画像管理アプリ「Eagle」の料金&クーポンコード入手方法を解説