私が動画生成AIを使い始めたのは、2025年の2月頃でした。
それから1年以上、さまざまなツールを実際に使い、情報を追い続ける中で、ひとつはっきりとわかったことがあります。
それは、
「万人におすすめできる動画生成AIは存在しない」
という事実です。
というのも、動画生成AIはそれぞれ特徴や得意分野が異なり、できることにも大きな違いがあるからです。
一方で、特定の目的に絞れば、おすすめできる動画生成AIがあります。
なので、この記事では以下の目的別でおすすめの動画生成AIを厳選して紹介します。
- クレジットを気にせず無制限で動画を作りたい
- 実写・リアル系の動画を作りたい
- アニメ・イラスト系の動画を作りたい
- 課金できるのが1つだけだから多機能なサービスを使いたい
- リップシンクが上手い動画生成AIを使いたい
- 無料でたくさんの動画を作ってみたい
それぞれの特徴も解説しますので、 あなたの目的に合った動画生成AIを見つける参考にしてみてください!
「DomoAI」はコスパ最強!無制限で動画を大量に生成したい人向け
はじめに紹介するのは「DomoAI(ドーモエーアイ)」です。
DomoAIは、数ある動画生成AIの中でもコストパフォーマンスに非常に優れたサービスです。
その理由は、単に料金が安いからではありません。
ポイントとなるのが
「Relaxモード」
の存在です。
Relaxモードは画像や動画生成の消費クレジットがゼロになるモードです。
もちろん生成上限もなく、無制限で生成可能です。
ただ、その代わりに生成速度がゆっくりになります。
ですが、DomoAIの場合、なぜかRelaxモードにしても生成速度は普通に生成した時とそれほど変わりません。
Relaxモードの動画生成時間を検証した記事はこちら。
ただし注意点として、Relaxモードを利用できるのはスタンダードプラン以上のユーザーのみです。
スタンダードプランの料金や各プランの違いは、以下の表で確認できます。
DomoAIには、AI動画制作に必要な機能が一通り揃っています。
- 画像生成
- 動画生成
- リップシンク動画生成
- 画像・動画のアップスケール
また、無料会員登録をするだけで15クレジットもらえるため、実際の使用感を試してから判断できるのも嬉しいポイントです。
DomoAIはRelaxモードの存在抜きで考えても、バランスの取れた動画生成AIです。
AI動画を大量に作ってYouTubeに投稿したい人や、AIを使ったアニメ・映画制作に挑戦したい人には、特におすすめのサービスです。
| DomoAI基本情報 | |
|---|---|
| 正式名称 | DomoAI(ドーモエーアイ) |
| 企業所在地 | シンガポール |
| おもな機能 | 画像生成、動画生成、リップシンク |
| 無料クレジット | あり(初回登録のみ15) |
| 最も安いプランの料金 | 9.9ドル/1ヶ月 |
| 決済方法 | クレジットカード |
| 公式URL | https://www.domoai.app/ |
実写・リアル系の動画を作りたい人には「Runway」がおすすめ
次に紹介するのは「Runway(ランウェイ)」。
実写・リアル系の動画を作りたい人におすすめの動画生成AIです。
Runwayは映像系の学校や映像制作会社と数多く提携しており、プロの映像制作現場でも実際に使われているのが大きな特徴です。
方向性としてはアニメ調よりも、映画・CM・ドラマのようなリアルな映像表現に明確に力を入れています。
この動画を見て分かる通り、Runwayは
- 人物の質感や表情がリアル
- カメラの動きやピントの表現が自然
- 「AIっぽさ」を感じにくい映像表現
といった点に強みがあります。
- 実写ベースのAI映画を作りたい
- リアルな人物表現にこだわりたい
- 将来的に映像制作の仕事につなげたい
こういった目的がある人には、Runwayは非常に相性の良い動画生成AIと言えるでしょう。
| Runway基本情報 | |
|---|---|
| 正式名称 | Runway(ランウェイ) |
| 企業所在地 | アメリカ |
| おもな機能 | 画像生成、動画生成 |
| 無料クレジット | あり(125クレジット) |
| 最も安いプランの料金 | 15ドル/1ヶ月 |
| 決済方法 | クレジットカード |
| 公式URL | https://app.runwayml.com/ |
アニメ・イラスト系なら「Vidu」が強い
アニメ・イラスト系のAI動画を作りたいなら「Vidu(ビドゥ)」がおすすめです。
Viduは2026年2月の段階で日本のアニメ系AIクリエイターから最も支持されているサービスです。
なのでSNSやnoteでも情報が多く、初心者でもかなり使いやすい環境が整っています。
2026年になり、ViduはAIエージェント機能も強化しています。
なのでAIエージェントの作りたい動画のイメージを伝えれば、勝手に作ってもらうことも可能。
いま動画生成AIでアニメを作るなら、強くおすすめできるサービスです。
| Vidu基本情報 | |
|---|---|
| 正式名称 | Vidu(ビドゥ) |
| 企業所在地 | 中国 |
| おもな機能 | 画像生成、動画生成 |
| 無料クレジット | あり(20クレジット) |
| 最も安いプランの料金 | 10ドル/1ヶ月 |
| 決済方法 | クレジットカード |
| 公式URL | https://www.vidu.com/ |
課金できるツールが1つだけなら「Higgsfield」がおすすめ
最後に紹介するのは「Higgsfield(ヒッグスフィールド)」です。
Higgsfieldは、いわゆる「オールインワン型」の動画生成AIを代表するサービスです。
オールインワン型とは、複数の画像生成AI・動画生成AIを1つのサービス内で使えるタイプのことを指します。
Higgsfieldは独自の動画生成モデルも提供していますが、それだけではありません。
以下のような複数の動画生成AIをHiggsfield上から利用できます。
- Sora2
- Kling 3.0
- Grok
- Veo3.1
- Wan 2.6
- Seedance 1.5
さらに、利用できるのは動画生成AIだけではありません。
画像生成AIや動画のアップスケール機能も揃っており、制作から仕上げまでを1つのサービスで完結できます。
実際、多くのAIクリエイターは複数のサービスを使い分けるために、 いくつもの動画生成AIに課金しています。
けれど、予算の都合で「1つしか契約できない」という方も少なくないはずです。
そうした場合に有力な選択肢になるのがHiggsfieldです。
1つの契約で幅広い生成AIを試せるため、
「どのAIが自分に合うかわからない」
という人にも向いています。
もし1つの動画生成AIしか課金できないとしたら、 選択肢の幅が圧倒的に広いHiggsfieldはかなりおすすめです。
| Higgsfield基本情報 | |
|---|---|
| 正式名称 | Higgsfield(ヒッグスフィールド) |
| 企業所在地 | アメリカ |
| おもな機能 | 動画生成、リップシンク |
| 無料クレジット | あり |
| 最も安いプランの料金 | 9ドル/1ヶ月 |
| 決済方法 | クレジットカード |
| 公式URL | https://higgsfield.ai/ |
AIアニメやMVでリップシンクが必要な時は「DomoAI」
次はAIアニメやMV(ミュージックビデオ)を作るときに必要になる、リップシンク動画が得意な動画生成AIを紹介します。
結論から言うと、すでに「コスパ最強」として紹介したDomoAI(ドーモエーアイ)がリップシンクも上手です。
実際にDomoAIで生成したリップシンク動画を見てみましょう。
このように、DomoAIなら非常に自然なリップシンク動画を作れます。
さらに言うと、DomoAIは実写だけでなくアニメのリップシンクも得意です。
性能を確認できる動画はこちら↓
実写・アニメの両方でハイクオリティなリップシンク動画を作れるのがDomoAIの強みです。
自然なリップシンク動画を作りたいときはかなりおすすめできるサービスだと言えます。
無料でたくさん動画を作りたいならSora2・Grok Imageがおすすめ
無料でたくさんの作りたいなら、おすすめは以下の2つです。
どちらも完全に無料のサービスではありませんが、 1日あたり20〜30回程度は無料で動画を生成できます。
ただし、無料枠の回数は今後変更される可能性があります。
無料枠が減ったり、場合によっては無くなることも考えられるため、今後も継続して大量の無料枠が提供されるとは限らない点には注意してください。
